2017年06月02日

【096】“看过”と“见过”



大家好!

「見たことがある」の中国語は“看过”kànguoもあり、“见过”jiànguoもあります。

使い方はまったく同じでしょうか?
……形が違うのですから,やはり違いがあるはずです。

“过”は経験をあらわすのでした。すると,違いは“看”と“见”の違いということになります。

 ところで,よく使う言葉に“看见”kànjiànがありますね。
“看”が先で→動作の「見る」、それから、その結果、“见”があり→「見えてくる」、「目に映る」。

このように,“见”はよく結果補語として使われますね。
例えば:“听见”tīngjiàn 「聞こえる、耳に入る」
“闻见”wénjiàn「におう、においがする.」


まず,“看”,これは対象物をじっと見つめる感じです。その結果,モノが目に入ってくる,“见”なのです。
例:“看电影”kàn diànyǐng 「映画を見る」“看小说” kàn xiǎoshuō 「小説を読む」“看电视” kàn diànshì「テレビを見る」
いずれも“看”を使います。つまり“看”は,「じっと緊張して,その内容を見つめる」ということです。当然のように一定の時間注意して見つめるわけです。目的語は他にも,“京剧”jīngjù 、“电视剧” diànshìjù などがよく来ます。


96.jpg

一方、“见”は見る時間が短くてよく、パッと目に入ることです。
例:“我没见过他。”Wǒ méi jiànguo tā.「彼と会ったことがない」
  “我从来没见过他喝酒。”Wǒ cónglái méi jiànguo tā hējiǔ.
  「彼がお酒を飲むのを見たことがありません。」

当然“见”の取る目的語は“看”とは違います。“看”のほうは「内容を理解すべく,緊張して一定時間見る」でしたが,“见”は「自然と目に入る」です。
 “他”tā “他女朋友”tā nǚpéngyou
 “这个非常可爱的小狗”zhège fēicháng kě'ài de xiǎogǒu

“看见过”も言いますが、こういう場合は“见”は“看”の結果補語として、結果を表す“见”のほうに重点がおかれます。


下周見♪

☆新発売『中国語学習シソーラス辞典』(朝日出版社)
http://amzn.to/2pnkiV3

☆☆新発売『Podcastで学ぶ 中国語エピソード100』(同学社)
http://amzn.to/2pnd5nI

☆Podcast 『相原茂の中国語閑談』
https://itun.es/jp/e7Zn7.c

☆のぞいてね!
TECC公式ホームページ:http://www.tecc.jpn.com/



posted by 相原茂 at 06:00| Comment(0) | 中国語閑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: