2017年01月12日

【080】いぶこみシリーズ 「日中死生観」



大家好!

「いぶこみシリーズ」の12回目です。

 日本ではふつう「死生観」といいますが、中国では「死生観」という言葉は使われず“生死观”shēngsǐguānと言います。まず「生きる」わけです。

今回は日中「死生観」の違いを話題にします。
日本と中国、死生観の違いが小さくありません。中国では悪人は死んでも悪人です、その墓を暴かれたり、唾棄されます。
中国では、よくこういうふうに言います:
“好人死后上天堂,坏人死后下地狱。”
Hǎorén sǐ hòu shàng tiāntáng. huàirén sǐ hòu xià dìyù.
「善人が死んだら、天国に行く;悪人が死んだら、地獄に落ちる」

日本では、『死んだらみんな仏さま』という言葉があります。
いい人も悪い人も、死んでしまったらみんな平等な立場になって、
死者は悪人でも佛になる、死ねばあまりその人の悪口も言わない。


中国には、こういう物語があります、
「農夫と蛇」というのですが,
冬の寒い朝、農夫が道で凍えている蛇を見つけ、哀れに思い、それを懐に入れ温めてやりました。やがて蛇は蘇生し、農夫に噛みつきます。死ぬ間際に農夫はこう言いました
「決して悪人に憐れみをかけてはならない」と。
中国の小学校の国語教科書にも載っている話です。「悪は永遠に悪である」と述べています。

80.jpg


日本ではどうでしょう。幼稚園で孫のお遊戯会がありました。出し物は「狼と子羊」の話です。
子羊が狼に食われ、母羊が帰ってきて救い出す。狼の腹に石を詰めて狼を井戸に突き落としました。そんな話ですが、最後にとんでもないことが起こりました。「狼さんも仲間に入れてあげよう」と狼を井戸から救いあげ、皆で仲良くダンスを踊っておしまい。

悪人を簡単に許す日本!悪人は永遠に悪人だと思う中国!日中の大きな違いです。
そういえば,日本では刑事物のドラマで,最後に犯人が長々と罪を犯さざるを得なかった事情などを話すシーンがありますね。中国では悪に対して理解を示すことは少ないと言えるでしょう。

中国語に関する疑問がありましたら、
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posted by 相原茂 at 05:00| Comment(1) | 中国語閑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
首先,我是中国人。对日本影视剧,书本等,表达出的文化与思想观念抱有极大的兴趣,同时,自己也在努力的学习日语中。
今天第一次听这个节目,感觉非常的有意思。自注册了推特,看到了许多寻求中日间文化交流,及有着语言双向发展诉求的朋友们,感觉很亲切。
个人认为这个节目也有很大的可取之处,类似一个友好交流的平台,为有学习语言愿望,主动了解两国文化的朋友,提供契机。
Posted by 時雨 at 2017年01月13日 22:44
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