2018年06月29日

【131】“多+N”はダメ




大家好!

今回は、日本人が間違いやすい「中国語形容詞」を紹介します。

こういう文を見たことがないでしょうか!

“我有多中国朋友。”
“中国人来日本买多东西。”

131.jpg


中国人がこれを聞いて、意味がなんとなく分かりますけど、
「私はたくさんの中国人友達がいます。」
「中国人は日本に来てたくさん買い物します。」


ただ、ネイティブは絶対そう言わないです、

問題点は、“多”は直接名詞を修飾していることです!
“多”は形容詞なのに、なぜ名詞を修飾できないですか??

実は、日本語もそうです!「多い友達」「多い品物」は言わないです。

同じく、それの反対語“少”も名詞を直接修飾できない!

なぜがどういうと、
そもそも形容詞はモノの性質を表す
ただし、“多”“少”は性質ではなく、モノの数量を表しています。

モノの性質を表していない形容詞は、名詞の前に置くのはやはり違和感があります。

もし、“多”“少”を名詞の前に置きたい場合、“很”を足しましょう!
“我有很多(的)中国朋友。”

もしくは、普通の形容詞述語文の語順で表しましょう。
“我的中国朋友有很多。”

“多”と“少”は形容詞の中に、特別な存在です。
名詞の本質(数量ではなく)を“多”“少”でちゃんと表せるなら、直接名詞の前に置けます。
例えば、日本語の「少ない給料」、中国語の“多功能”など


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2018年06月15日

【130】“人家”の使い方



大家好!

中国語会話では“人家”という言葉がよく出てきますが、場合によって読み方と意味が異なります。

ちなみに以下の文章の「人家」は、どういう意味でしょう
・人家还不饿呀! Rénjia hái bú è ya!
・人家还想去逛个街呢。Rénjia hái xiǎng qù guàng ge jiē ne.

ここの“人家”は「私」の意味になります。発音はrénjia。後が軽声です。
ただしこの場合は、甘えたような言い方なので、女性と子供しか使えません。

130.gif


また、詩人杜牧が書いた《山行》には
“远上寒山石径斜,白云深处有人家。”という文もあって、
Yuǎn shàng hánshān shí jìng xiá, báiyún shēnchù yǒu rénjiā。
→「遠く寒山に上れば 石径斜めなり
白雲生ずる処 人家有り」
ここの“人家”は漢字の通り「人の家」の意味です。発音はrénjiā。

もう一つあって、同じくrénjiaと後を軽声に発音しますが、
意味はまったく違います。
・这个手机是桥本的,我用完后就还给人家了。
Zhège shǒujī shì Qiáoběn de, wǒ yòngwán hòu jiù huángěi rénjia le.

ここのrénjiaは「彼、彼女、あの人」となります。いわば“他”や“她”ですね。


この他にもう1つ“別人”(他の人)の意味になる場合もあります。
・日语有点儿难,人家能学会,我也能学会。
Rìyǔ yǒudiǎnr nán, rénjia néng xuéhuì, wǒ yě néng xuéhuì.

漢字で書くと同じですけど、文章によって、意味が全然違いますので、ご注意くださいね!

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2018年06月01日

【129】“了”が二つある文?



大家好!

“他走了。”
“我走了。”

この2つの“了”は同じですか。

もちろん違います。
“他走了”の“了”は完了を表すアスペクト助詞で、(了1+ 了2とも考えられます)
“我走了” の“了”は「ある新たな状況になった」という変化を表す語気助詞です。

2つの“了”を同時につかう文もあって、
“我读了3本书了。”
日本語の意味は「私は三冊の本を読みました。」実は、この文にはちょっと深い意味も含まれています。
→私は三冊の本を読んだ、これから続けて四冊目の本も読み続けます。

ほかの例:
・我在北京住了三年了。
・我们听了两首歌了。

129.jpg

ただし、どんな文でも、2つの“了”があれば、こういう意味になりますか。
そうでもないですね!

例えば、
我做了饭了。
これは単純に「ご飯を作りました」という意味しかありません。

では、どこかが違いますか。
「数量詞」が使われていることが大事なポイントです。


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