2017年11月17日

【116】「劉さん」の日本語



大家好!
日本に来たばかりの劉さん、
日本語はそんなに流暢ではない、時には「アナタ コレタベル ヨイ」というちょっと変な日本語をしゃべります。
日本のテレビなどでも、よくこういう「中国式おかしな日本語」を取り上げられていますね。

中国人の話す日本語は,何故こういうふうになるのでしょう?そのワケは?

第1に、中国語には「テニヲハ」がありませんね。それから、動詞の活用もないから、「食べる」は原型のままです。
「 アナタ コレ タベル ヨイデショウ


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ドラマ『ナオミとカナコ』で高畑敦子が演じる中国人の「李社長」

第2.形容詞が名詞を修飾するときも、日本語は直接修飾できますが、中国語は普通「の」にあたる“的”を加えます。
そこから、「ウツクシイ ハナ」「コレトテモ オイシイ パン デス。」などの
言い方が生まれます。

第3.日本語にはあって、中国語にはない発音もあります、
例えば、促音や長音は中国語にはないので、次の様な言い方になりがちです。
「行ってきた」→「イテキタ」
「びよういん」→「ビヨイン」のように言います。

第4.中国語には清音と濁音の対立ではなく、有気音と無気音の対立です。
日本語の「タコ」という音は最初の「タ」は割とはっきりしているので有気音にとらえますが、2音節以下の「コ」は息がほとんど出ないので、中国人の耳では無気音と聞き取ってしまい、「コ」より「ゴ」に近く発音します。
「タコアゲ」→「タゴアゲ」  「ミカン」→「ミガン」  「ワタシ」→「ワダシ」

これに対して,私たちが話す「日本式中国語」はどんな特徴があるのでしょうか。ヒマなときに観察してみてください。


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posted by 相原茂 at 06:00| Comment(0) | 中国語閑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする