2017年01月27日

【081】いぶこみシリーズ 「明日は春節」



大家好!
今日は中国の“大年三十” dànián sānshí、大晦日の日ですね!
なぜ“大年三十一”と言わないのでしょう。陰暦の12月は30日までしかないのだそうです。

81.png

春節を海外で過ごす中国人が多くなったとはいえ、家で家族とともに過ごす人が大半です。

大晦日の夜、中国人は一般的にはどのように過ごすのでしょう。
“全家团圆”quánjiā tuányuán
“吃年夜饭”chī niányèfàn
“拿压岁钱”ná yāsuìqián
“看春节联欢晚会”kàn Chūnjié Liánhuān Wǎnhuì

春節は故郷で家族と過ごすのが一般的です。
親族が集まって一緒に豪華な晩御飯を食べます。
家でご馳走を用意しますが、近年ではレストランで豪勢に行う家族も多くなっています。
楽しい食事しながら、子どもに“压岁钱”(お年玉)も渡します。

“春节联欢晚会”というのは、長時間生放送する年越しカウントダウンバラエティ番組です。中国版・紅白と言われていますが,内容は、歌だけでなく民族舞踊やマジックやコントなど盛りだくさんで、中華圏を代表するスターも出演し春節気分を盛り上げます。

中国は地方から都市部へ働きに出ている人が多く、春節だけは故郷に帰りたいという人たちが一斉に列車や長距離バスの駅に押し寄せます。中国語では“春运”chūnyùnといいます。
今年の法定春節休みは1月27日から2月2日までですが、都市で働いている地方出身者は1月24日頃からすでに移動を始めました。やはりみんな早めに帰って、帰省ラッシュのピークを避けたいんですね。

春節期間中の上海は“空城”kōngchéngです!ガラガラです。

春節には縁起をかついだ食べ物を食べます。
南方では、“汤圆”tāngyuán“年糕”niángāo“莲子”liánziのようなものを食べます。

今回は、中国での「春節あるある」を話しました!
楽しい春節期間をお過ごしください!


中国語に関する疑問がありましたら、
下記のURLより質問を送ってくださいね!!!
皆さんの投稿を待っています〜
http://www.tecc.jpn.com/contact/index.html

下周見♪

☆新発売『中国語類義語辞典』(朝日出版社)
http://www.asahipress.com/bookdetail_lang/9784255008417/

☆知っておきたい『中国語のコロケーション999』(朝日出版社)
http://www.asahipress.com/bookdetail_lang/9784255008042/

☆Podcast 『相原茂の中国語閑談』
https://itun.es/jp/e7Zn7.c

☆のぞいてね!
TECC公式ホームページ:http://www.tecc.jpn.com/




posted by 相原茂 at 08:00| Comment(0) | 中国語閑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月12日

【080】いぶこみシリーズ 「日中死生観」



大家好!

「いぶこみシリーズ」の12回目です。

 日本ではふつう「死生観」といいますが、中国では「死生観」という言葉は使われず“生死观”shēngsǐguānと言います。まず「生きる」わけです。

今回は日中「死生観」の違いを話題にします。
日本と中国、死生観の違いが小さくありません。中国では悪人は死んでも悪人です、その墓を暴かれたり、唾棄されます。
中国では、よくこういうふうに言います:
“好人死后上天堂,坏人死后下地狱。”
Hǎorén sǐ hòu shàng tiāntáng. huàirén sǐ hòu xià dìyù.
「善人が死んだら、天国に行く;悪人が死んだら、地獄に落ちる」

日本では、『死んだらみんな仏さま』という言葉があります。
いい人も悪い人も、死んでしまったらみんな平等な立場になって、
死者は悪人でも佛になる、死ねばあまりその人の悪口も言わない。


中国には、こういう物語があります、
「農夫と蛇」というのですが,
冬の寒い朝、農夫が道で凍えている蛇を見つけ、哀れに思い、それを懐に入れ温めてやりました。やがて蛇は蘇生し、農夫に噛みつきます。死ぬ間際に農夫はこう言いました
「決して悪人に憐れみをかけてはならない」と。
中国の小学校の国語教科書にも載っている話です。「悪は永遠に悪である」と述べています。

80.jpg


日本ではどうでしょう。幼稚園で孫のお遊戯会がありました。出し物は「狼と子羊」の話です。
子羊が狼に食われ、母羊が帰ってきて救い出す。狼の腹に石を詰めて狼を井戸に突き落としました。そんな話ですが、最後にとんでもないことが起こりました。「狼さんも仲間に入れてあげよう」と狼を井戸から救いあげ、皆で仲良くダンスを踊っておしまい。

悪人を簡単に許す日本!悪人は永遠に悪人だと思う中国!日中の大きな違いです。
そういえば,日本では刑事物のドラマで,最後に犯人が長々と罪を犯さざるを得なかった事情などを話すシーンがありますね。中国では悪に対して理解を示すことは少ないと言えるでしょう。

中国語に関する疑問がありましたら、
下記のURLより質問を送ってくださいね!!!
皆さんの投稿を待っています〜
http://www.tecc.jpn.com/contact/index.html

下周見♪

☆新発売『中国語類義語辞典』(朝日出版社)
http://www.asahipress.com/bookdetail_lang/9784255008417/

☆知っておきたい『中国語のコロケーション999』(朝日出版社)
http://www.asahipress.com/bookdetail_lang/9784255008042/

☆Podcast 『相原茂の中国語閑談』
https://itun.es/jp/e7Zn7.c

☆のぞいてね!
TECC公式ホームページ:http://www.tecc.jpn.com/



posted by 相原茂 at 05:00| Comment(1) | 中国語閑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月06日

【079】いぶこみシリーズ 「先か後か」



大家新年好!

「いぶこみシリーズ」の11回目です。

新年明けましておめでとうございます。
2017年が始まりました!!今年の年初は大変暖かい日が続いています。
今年もどうぞよろしくおねがいいたします!

12月はお歳暮の準備で忙殺された方もおられたでしょう!
日本には盆暮れのお歳暮やお中元の習慣がありますね。

有名な一句:「お世話になったあの方に」贈り物をします。
ところが、中国は「お世話になるあの方に」モノを送ります。

早い話,先に「ひとつよろしく」とやるわけです。
ですから「贈り物=頼み事」という性質を強く帯びています。さらに日本は,大体贈り物の金額もきまっていて,形式的になっています。ところが中国はその人にふさわしい,値の張るものをプレゼントします。それでこそ,頼み事が叶うわけでしょう。

これが一つ目の「先か後か」ですね!

 ビジネスの場面でも「先か後か」があります。
日中が「仕事を一緒にやろう」ということになったら、
中国はまずメシを食って → 親しくなる,理解しあうことに努めます
 さらに、いろいろなことを「食事の席」で決めます。
 日本はといえば,先に仕事をやって、後で「打ち上げ」をすることが多いようです。


079.jpg


人の家を訪問するとき、いつお土産を手渡しますか。
日本は家の中に請じ入れられてから、おもむろに渡しますね。
風呂敷に包んだりして、主人側も目の隅っこで見ても知らぬふりをしています。
中国は玄関先で、会ったらすぐ渡します。
早く渡して和やかな気分を醸し出すのです。

日本と中国,「先か後か」こんな観点で見ても,いぶこみが観察されますね。



中国語に関する疑問がありましたら、
下記のURLより質問を送ってくださいね!!!
皆さんの投稿を待っています〜
http://www.tecc.jpn.com/contact/index.html

下周見♪

☆新発売『中国語類義語辞典』(朝日出版社)
http://www.asahipress.com/bookdetail_lang/9784255008417/

☆知っておきたい『中国語のコロケーション999』(朝日出版社)
http://www.asahipress.com/bookdetail_lang/9784255008042/

☆Podcast 『相原茂の中国語閑談』
https://itun.es/jp/e7Zn7.c

☆のぞいてね!
TECC公式ホームページ:http://www.tecc.jpn.com/




posted by 相原茂 at 06:00| Comment(0) | 中国語閑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする