2016年12月02日

【075】いぶこみシリーズ 「信用社会と実証社会U」



大家好!

「いぶこみシリーズ」の7回目です。

昔中国に一年半ほどいて帰国したとき、日本のお店の無防備さに驚きました。
道を歩いてひょいと商品を失敬できそうです。
野菜や果物の無人販売所もあります。人がいなくてもお金を払って買って行きます。
中国ではスーパーの入り口にバック類のチェック係りがいたり、出口では買い物レシートの確認もあります。これらは全部万引き防止のためですね。
日本は人を信じる社会ですね!

75-3.jpg


こんなこともあります。
中国でホテルに宿泊するとき、現金をあらかじめ預けたり(保証金を払う)、或いはクレジットカードを提示したりする必要があります。日本はそんなことが少ないですね。
また,病院に入院するときも、お金をあらかじめ預託します、とにかく先払いです。
中国はことばだけで人を信用したりはしないので、実質的な保証や根拠を要求されます。
たとえば、日本だと小包を送るとき、「中は本です」と申告すればそれでよいでしょう、
いちいち中を改めることはしない。中国では必ず中を開けて見せなければなりません。

日本ではインターネットで買い物をして、「料金後払い」というのがあります。
品物を先に受け取り、その後2週間以内にお金を振り込みます。
「人を信用している」社会ならではのやり方です。
中国ではこれは難しい!
しかし、だからこそ別のシステムが生まれました!
“支付宝”Zhīfùbǎo 「アリペイ」です。

75-1.jpg


中国ネットビジネス、特にタオバオで商品を購入した際に、使われる第三者保証決済アカウントの事をいいます。



商品の販売とお金の流れ
1. “买家”mǎijiā「買い手」がネットで商品を購入する。
2. アリペイの口座(中国ユーザーの口座)から商品購入金額(送料分含む)が凍結される。
3. “卖家”màijiā「売り手、ショップ」にアリペイから商品代金の確保・商品配送の連絡が来る。
4. 商品を注文者へ配送する。
5. 注文者が商品を受け取り、アリペイへ受け取りを報告する。
6. アリペイからショップへ商品代金が振り込まれる。

75-2.jpg

つまり、ショップとユーザーの間にアリペイが入り、一時お金を預かるという仕組みになっています。
これがあるから、買い手と売り手は安心してビジネスができます!中国的な便利なサービスです!そして,こちらのほうが国際的に通用しますね。



中国語に関する疑問がありましたら、
下記のURLより質問を送ってくださいね!!!
皆さんの投稿を待っています〜
http://www.tecc.jpn.com/contact/index.html

下周見♪


☆新発売『中国語類義語辞典』(朝日出版社)
http://www.asahipress.com/bookdetail_lang/9784255008417/

☆知っておきたい『中国語のコロケーション999』(朝日出版社)
http://www.asahipress.com/bookdetail_lang/9784255008042/

☆Podcast 『相原茂の中国語閑談』
https://itun.es/jp/e7Zn7.c

☆のぞいてね!
TECC公式ホームページ:http://www.tecc.jpn.com/




posted by 相原茂 at 00:24| Comment(0) | 中国語閑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする