2016年11月18日

【073】いぶこみシリーズ 「顔カタチ重視“五官端正”」




大家好!

「いぶこみシリーズ」の5回目です。

中国の対外的な任務に携わる人、外交官やスポークスマンなど、格好いい人が多いと思いませんか。それには、理由があります!!!
外国との交渉に関わる人は、外国語大学を出ますが、そこの入学資格に“五官端正”wǔguān duānzhèngとあるのです。つまり目、鼻、口などが端正であること、要するにハンサム、美人ということです。
これが入学資格ですから驚きます。

73.jpg

身長にも制限があります。男性170センチ以上とか。
彼ら彼女らは将来国を背負って立つ通訳になったり、外交官になります。それを国の費用で養うのですから,見てくれもよくなくちゃ。
そう考えて、文書にし資格にしてしまうところがすごいですね!
日本なら、「いわれなき差別だ」という声が挙がりそうです。

そんなところから,整形手術に対する抵抗も少ないようです。“整容”zhěngróngといいますが,最近は就職活動に備えて、整形する人もかなり増えています。
 中国では、美しいこと、かわいいこと、セクシーなこと、スタイルがよいこと、背が高いこと、これらはプラスの資質です。こういうことばもあります。
 “靠脸吃饭”kào liǎn chī fàn「顔でめしを食う」
軍隊にも美人団があって、“文工团”wéngōngtuánという組織です!

さらに、中国人は綺麗か、ブサイクかをはっきり言います。
“长得不好看。”Zhǎngde bù hǎokàn.「ブサイクですね!」
中国人歌手の有名な歌があります。その一節:
“我很丑,可是我很温柔”Wǒ hěn chǒu,kěshì wǒ hěn wēnróu「私はみにくいですけど、やさしいです」
これも随分はっきりと言いますね。こういうときの中国人は正直者ですね!

「身体障害者」を中国語でどう言うか、皆さん分かりますか?
 “残疾人”cánjírén
です。昔は“残废人”cánfèirénと言っていました。“废”とはあまりにひどい、ということで“残疾人”となりましたが,それでも“残”(一部機能が欠けている)の字は残りました。
中国語では、「目が不自由な人」を“瞎子”、「耳が不自由な人」を“聋子”、「足が不自由な人」を “瘸子”とずばり言います。さすがに公の場では控えるようですが。

こういうところも、日本と文化が違うところですね。

中国人は綺麗な顔、よいスタイルなど、「世を渡るうえでの武器の一つ」と思っています。武器は前面に押し出し、大いに活用すべきものと中国人は心得ています。そのあたりがとても現実的です。

中国語に関する疑問がありましたら、
下記のURLより質問を送ってくださいね!!!
皆さんの投稿を待っています〜
http://www.tecc.jpn.com/contact/index.html

下周見♪


☆新発売『中国語類義語辞典』(朝日出版社)
http://www.asahipress.com/bookdetail_lang/9784255008417/

☆知っておきたい『中国語のコロケーション999』(朝日出版社)
http://www.asahipress.com/bookdetail_lang/9784255008042/

☆Podcast 『相原茂の中国語閑談』
https://itun.es/jp/e7Zn7.c

☆のぞいてね!
TECC公式ホームページ:http://www.tecc.jpn.com/



posted by 相原茂 at 00:01| Comment(0) | 中国語閑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする